- IBM Cloud CLI を通して、コマンド・ライン・インターフェースについて学びます。
- クラウド開発でよく利用するコマンドが使えるようになる
- Lab1-1で実施したコマンド実行環境、IBM Cloud ライトアカウント
- ローカル環境(各自のPC)にIBM Cloud CLIをインストールする
- ローカル環境から、IBM Cloudにアプリケーションを作成する
- IBM Cloud Shellを使用して、クラウドコンソールのCLIを操作する
Macの場合はこちらを参照ください。
Windowsの場合はこちらを参照ください。
ibmcloud cf install
Macの場合はこちらを参照ください。
Windowsの場合はこちらを参照ください。
- IBM Cloud CLI (Command Line Interface/コマンドラインインターフェース)はIBM IBM Cloudのリソースを作成、管理するための統合ツールです。
- IBM Cloud上で、アプリケーションの作成や削除、ユーザー管理、使用状況の確認などが実行できます。
- Docker, Kubernetes, Helm, Object Strage などさまざまなプラグインを追加導入することができます。
- 操作に慣れるとGUIよりすばやく処理を行うことが可能です。
- Mac, Windows 10 Pro, Linux(cURLも必要)にインストールできます。
次のコマンドでibm cloudにログインしてください。
ibmcloud login -r us-south
*参考 IBM Cloudのロケーション https://cloud.ibm.com/docs/containers?topic=containers-regions-and-zones
次のコマンドで実行環境Cloud Foundryをターゲットにします。
ibmcloud target --cf
gitでソースコードを自分のPCにクローンしましょう。(gitについてはGitの会で詳しく紹介します)
git clone https://github.com/IBM-Cloud/node-helloworld.git
cd node-helloworld/
現在他に動いているアプリがないか確認
ibmcloud app list
あれば止める
ibmcloud app stop アプリ名
IBM cloudのCloud foundryにソースコードをアップします。
ibmcloud cf push
アプリのURLを確認:アプリ名の右の方にURLが出てきます。
ibmcloud app list
ブラウザーでそのURLにアクセスして動作確認
curl コマンドでも確認できます。
curl アプリURL
アプリを停止
ibmcloud app stop アプリ名
アプリを削除
ibmcloud app delete アプリ名
その他のコマンド例 https://cloud.ibm.com/docs/cli?topic=cli-ibmcloud_commands_apps&locale=ja
IBM Cloud Shell には、コマンドを実行できる個人ワークスペースとセッションが含まれています。 最大 5 つの並行セッションを開くことができます。
IBM Cloud Shell を開くには、IBM Cloud コンソールから IBM Cloud Shell アイコン をクリックします。
Cloud Shell セッションは、コマンド、スクリプト、その他ツールが実行できます。
セッションを開く際には、Cloud Shell ワークスペースのホーム・ディレクトリー /home/ から操作を開始します。
ホーム・ディレクトリー内のデータは保持されません。ファイルは削除されます。
セッションは、1 時間使用されないと自動的に閉じられます。 最後のセッションを閉じた後さらに 1 時間使用していない場合、ワークスペース内のファイルとデータはすべて消去されます。 保持が必要なファイルはダウンロードが必要です。
Cloud Shell は、リージョンごとに 1 週間に最長 30 時間まで使用できます。 使用時間を最小限に抑えるために、使い終わったセッションは閉じるようにしてください。 同時セッションは追加の使用時間としてカウントされません。
30時間に達する5分前にアラートが上がります。この時間を使用して、ダウンロードなど必要なタスクを完了してください。 使用量はCloud Shell メニュー・バーで、メニュー・アイコン その他アイコン をクリックし、「使用割り当て量 (Usage quota)」で表示できます。 30時間使い切った後は、一度の接続が5分までに制限されます。(翌週にはリセットされます。
Cloud Shellで使用可能な一時ストレージの容量は500 MBです。 容量の限度に達すると、Cloud Shell に対する接続が失われるという既知の問題があります。 この問題が発生した場合、接続を修正するには Cloud Shellの再起動が必要でファイルは削除されます。 この問題を回避するために、Cloud Shellには大きなファイルをアップロードしないようにします。 かつ、rm などのコマンドを使用して未使用ファイルを削除してください。
IBM Cloud Shell は、IBM Cloud の管理と開発という目的を想定しています。 長時間実行または計算主体のスクリプトやプログラムのサポート、あるいは機密データの処理は想定していません。
IBM Cloud コンソールからCloud Shell を起動します。
この章では、Lab1-1で扱ったコマンド操作を復習します。
ls コマンドで カレントディレクトリを確認します。Cloud Shell にlsコマンドを入力します。
ls
続いて、カレントディレクトリに’dojodir’ディレクトリを作ります。
mkdir dojodir
lsコマンドで内容を確認します。
ls
cd コマンドでディレクトリを移動します。
cd dojodir
新規.txtファイル'text01.txt'を作成します。Cloud Shellで echo コマンドを実行します。
echo Hello! IBM Cloud Shell. > text01.txt
lsコマンドでカレントディレクトリ内容を確認します。
出力例:
accountname@cloudshell:~/dojodir$ ls
text01.txt
catコマンドでtext01.txt ファイルの内容を確認します。
出力例:
accountname@cloudshell:~/dojodir$ cat text01.txt
Hello! IBM Cloud Shell.
cpコマンドでtext01.txtをコピーします。
cp text01.txt text02.txt
lsコマンドでカレントディレクトリの内容を確認します。
catコマンドでファイルの内容を確認します。
ls
cat text02.txt
echo コマンドでファイルを編集します。都度、catコマンドで結果を確認します。
cat text02.txt
echo hello! Cloud Shell again. > text02.txt
cat text02.txt
echo hello! IBM Cloud. >> text02.txt
cat text02.txt
出力例:
accountname@cloudshell:~/dojodir$ cat text02.txt
Hello! IBM Cloud Shell.
accountname@cloudshell:~/dojodir$ echo hello! Cloud Shell again. > text02.txt
accountname@cloudshell:~/dojodir$ cat text02.txt
hello! Cloud Shell again.
accountname@cloudshell:~/dojodir$ echo hello! IBM Cloud. >> text02.txt
accountname@cloudshell:~/dojodir$ cat text02.txt
hello! Cloud Shell again.
hello! IBM Cloud.
この章では、2つのファイルを比較して差分を提示します。
まず、texr02.txt ファイルのコピーを作成します。
cp text02.txt text03.txt
lsコマンドでディレクトリの内容、catコマンドでファイルの内容を確認します。
ls
cat text02.txt
cat text03.txt
echo コマンドで text03.txtファイルを編集します。
echo hello world ! >> text03.txt
cat コマンドで text03.txt の内容を確認します。
cat text03.txt
出力例:
accountname@cloudshell:~/dojodir$ echo hello world ! >> text03.txt
accountname@cloudshell:~/dojodir$ cat text03.txt
hello! Cloud Shell again.
hello! IBM Cloud.
hello world !
diff コマンドでtext02.txt と text03.txt を比較します。
diff -c text02.txt text03.txt
出力例:
accountname@cloudshell:~/dojodir$ diff -c text02.txt text03.txt
*** text02.txt 2020-08-04 17:41:08.591517696 +0000
--- text03.txt 2020-08-04 17:54:40.681978142 +0000
***************
*** 1,3 ****
hello! Cloud Shell again.
hello! IBM Cloud.
! hello world !
作成したファイルは、ダウンロードが可能です。
コンソール画面のダウンロードボタンより、対象ファイル名を指定するとダウンロードされます。
同様に、アップロードも可能です。
コンソール画面のアップロードボタンより、ファイルを選択することができます。
*容量の大きなファイルは既知の障害の原因になるため、残容量を確認の上、アップロードを行い、障害を回避しましょう。
この章では、Cloud Shellからアプリケーションを作成する手順を紹介します。
clearコマンドで一度Cloud Shellの画面をリセットします。
さらに、cdコマンドでホームに戻ります。
clear
cd ~
gitコマンドでアプリのソースをホーム・ディレクトリーに複製し、cdコマンドでディレクトリを移動します。
git clone https://github.com/IBM/nodejs-express-app.git
cd nodejs-express-app
Node.jsのパッケージ管理ツールnpm(Node Package Manager)をインストールします。
npmは、Node.jsの便利な機能をまとめたパッケージです。
npm install
アプリを開始します。
npm run start
Cloud Shell メニュー・バーの「Web プレビュー (Web preview)」アイコン をクリックします。
サーバーが指定しているポート’3000’を選択すると、Node.jsのアプリが開きます。
以上で、Lab1-2は完了です。お疲れさまでした。