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Db2 on Cloudをさわってみよう
~ Liteプランで始めるRDB入門 ~
2021/06
Tech Dojo 2021
2
学習の目的とゴール
目的
• Db2 on Cloudの概要を理解する
• Db2 on Cloudコンソールに触れてみる
ゴール
• コンソールからデータ投入(LOAD)ができる
• コンソールからテーブルデータの確認ができる
• コンソールからSQL実行、データEXPORTができる
このコースを学ぶ方の前提スキル
• Db2 on Cloudを初めて利用する方
• ブラウザの基本操作が可能な方(推奨ブラウザ:Firefox)
こんな方にお勧めです
• ブラウザ操作だけで、Db2への表作成やデータ投入を実施したい方
Tech Dojo 2021
3
事前準備
【1】IBM Cloudのアカウント作成
【2】ファイルのダウンロード
Tech Dojo 2021
4
1. 以下のURLにアクセスし、画面左の「アカウントの作成」をクリックします。
https://cloud.ibm.com/login
事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(1/4)
Tech Dojo 2021
5
2. アカウント作成画面にてEメールアドレスと任意のパスワードを入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
これにより、該当のEメールアドレスに検証コードが送付されます。
事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(2/4)
登録するEメールアドレスを入力
下記を満たす任意のパスワードを入力
・8-31文字
・大文字、小文字、数字を最低1文字ずつ含む
・以下の文字を含むことはできない
- 空白文字(スペース)
- `;:{"?)<>
メールを確認
Tech Dojo 2021
6
3. Eメールに送信された7桁の検証コードを入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
4. 姓名と国を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
5. 「アカウントの作成」ボタンをクリックします。
事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(3/4)
検証コードを入力
情報の入力が完了すると、アカウントの作成
ボタンがクリック可能となる
姓名、国を入力
Tech Dojo 2021
7
6. 自動ログインが開始され、アカウント・プライバシーに関する情報が表示されます。
内容を確認の上、「次へ進む」をクリックするとログインが継続され、ダッシュボード画面が開きます。
事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(4/4)
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8
以下URLからファイルをダウンロードしてください。パスワードは "Dojo2021" です。(2021年7月1日までダウンロード可能)
事前準備【2】ファイルのダウンロード
https://ibm.ent.box.com/v/SampleData2021
"Dojo2021"と入力
"ダウンロード"を選択
※ログインやサインアップは不要
少し待機するとメッセージ
が表示され、ダウンロード
が開始する
自PC上の任意の場所に
ファイルを保存する
zipファイルを展開しておく
Tech Dojo 2021
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ご説明資料
Tech Dojo 2021
10
Agenda
1. Db2 on Cloud概要
2. Db2 on Cloudに触ってみる
【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動
【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む)
【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入)
【Lab4】SQL実行、EXPORT
3.参考リソース
Tech Dojo 2021
11
Agenda
1. Db2 on Cloud概要
2. Db2 on Cloudに触ってみる
【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動
【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む)
【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入)
【Lab4】SQL実行、EXPORT
3.参考リソース
Tech Dojo 2021
12
IBM Db2の歩み
2017: DB2 → Db2にリブランディング
2016~:Hyblid Cloud対応 、Analytics処理強化
2013: BLU Acceleration (インメモリー, カラムナー)
2009: Oracle互換機能、高可用性クラスタ(pureScale)
2006: ネイティブXMLサポート (pureXML)
2004: 高可用性災害時リカバリー機能 (HADR)
2002: DB2 UDB V8 オートノミックデータベース
1994: DB2 オープン系(AIX, HP-UX, OS/2版) V1の出荷開始
1983: DB2 メインフレーム版出荷開始
1973: IBMサンノゼ研究所:SEQUEL言語(SQL)開発
1969: Relational Data Model理論発表: IBM エドガー・コッド博士
Db2はリレーショナルDBの歴史とともに進化しており、小規模から大規模まで数多くの実績があります。
Tech Dojo 2021
13
IBM Cloud上のDb2サービス提供形態
Common SQL Engine
高トランザクションに対応
Db2 on Cloud
トランザクション処理
OLTP DB
Cloud Cloud
Db2 Warehouse on
Cloud
大規模分析処理
DWH
インメモリ、カラムナーで高速分析に対応
種別 Database-as-a-Service(DBaaS) Database-as-a-Service(DBaaS)
主な用途 OLTP
トランザクション処理
DWH
大量データ分析
キーワード 行指向、高レスポンス BLU Acceleration(列指向)、高スループット
運用 IBMによる自動更新 IBMにょる自動更新
OS, ミドルウェア IBMによる自動更新 IBMにょる自動更新
ネットワーク
ハードウェア
IBM Managed IBM Managed
Tech Dojo 2021
14
フルマネージド・サービス 柔軟なスケーリング 高可用性 (Replication)
Db2 on Cloud とは
マルチゾーン・リージョン
Async(非同期)
Sync(同期)
・IBM Cloudで提供される、運用監視付きのDb2 サービス
・オンプレミスで長年培ったDb2の品質をそのまま利用可能
24時間365日
専門チームによる監視、
セキュリティ更新
Tech Dojo 2021
15
Lite Plan Standard Plan Enterprise Plan
インスタンス データベースを共有
マルチテナント
共有仮想サーバー
(Workerノードが共有)
専用仮想サーバー
(Workerノードが分離)
ストレージ < 200MB 20GB ~ 20GB ~
vCPU,
Memory
N/A 2vCPU/8GB RAM ~ 4vCPU/16GB RAM ~
DB接続数 < 15接続 < 500接続 無制限
リソース変更 不可 可能 可能
高可用性
(HADR)
不可 可能 可能
Db2 on Cloud の提供プラン
• Liteプランの主な特徴:
データ容量は200MBまで
高可用性(レプリケーション)やリソース変更は不可
Tech Dojo 2021
16
Db2 on Cloud の利点
数分で、簡単に触れる商用レベルのデータベース環境に触れることができる
• 手元にデータはあるが、Excelやスクリプトでの操作には限界がある
• ローカルPCでDBコンテナーを動かしているが、コマンドライン処理が面倒
 DBエンジニアが居なくても使える
 サーバー構築や維持の手間がかからない
 ブラウザ操作でテーブル作成やデータ準備が簡単にできる
• DBを使って分析をしたいが、環境の準備に時間がかかる
• Db2 on CloudのStandard / Enterpriseプランを使用する前に
ちょっと試してみたい
Tech Dojo 2021
17
実際にDb2 on Cloudを触ってみよう
Tech Dojo 2021
18
Agenda
1. Db2 on Cloud概要
2. Db2 on Cloudに触ってみる
【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動
【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む)
【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入)
【Lab4】SQL実行、EXPORT
3.参考リソース
Tech Dojo 2021
19
【Lab1】IBM Cloudへのログイン
https://cloud.ibm.com/login
IBMid(メールアドレス)を入力 パスワードを入力
① ②
ブラウザから下記にアクセスし、IBM Cloudへログインします。
Tech Dojo 2021
20
【Lab1】 Db2 on Cloud のサービス作成 (1)
サービス検索画面を開くため、
画面上の「カタログ」をクリック
「Db2」と入力し、サービスを検索
①
②
③
「Db2」を選択
Db2 on Cloudのサービスを検索します。
Tech Dojo 2021
21
【Lab1】 Db2 on Cloud のサービス作成 (2)
ダラス(us-south)を選択
サービス名は任意に変更可能
(作成後に変更することも可能)
①
②
③
Liteを選択
※ Liteプランはダラスとロンドンのみ選択可能
Liteプランが選択されていることを確認し、サービスを作成します。
Tech Dojo 2021
22
【Lab1】サービス接続情報の確認
Db2 on Cloudのデータベース接続情報(DSN(Data Source Name)やJDBC URLなど)を確認できます。
この情報を使って、ブラウザ以外のアプリケーションやクライアントから接続することが可能です。
①
②
③
④
ユーザー名、パスワードなど
Tech Dojo 2021
23
【Lab1】 Db2 コンソールの起動
新しいタブでDb2 on Cloudの
コンソールが開く
①
②
いま作成したリソースを開き、「管理」メニューからDb2 on Cloudのコンソールを起動します。
左上に「IBM Db2 on Cloud」
と表示されていることを確認
接続情報で確認したユーザー名と
同じ名前が表示されることを確認
Tech Dojo 2021
24
【Lab1】 Db2 on Cloud コンソールのナビゲーション・メニュー
データのLOAD
LOAD履歴の表示
表/ビュー/エイリアス
/MQT/シーケンスの表示
SQLの実行
ストアドプロシージャ―/
ユーザー定義タイプ/
ユーザー定義関数の表示
左上のハンバーガーメニューをクリックすると、いつでもこれらのメニューを起動することができます。
設定情報の確認
稼働状況のモニター
接続情報の確認
サポート情報、
関連文書へのリンク
Tech Dojo 2021
25
Db2 on Cloud(Lite)を作成し、コンソールを起動しましょう
何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください
ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください
【Lab1】
Tech Dojo 2021
26
データベース・スキーマについて
データベース
 スキーマ ≒ ユーザーと考えて良い
 接続ユーザー名がデフォルトスキーマになる
スキーマXYZ
スキーマABC
ユーザーABC
ユーザーXYZ
テーブルや索引、シーケンスなどのオブジェクトは、スキーマによって名前空間を分けられます。
Liteプランでは、自動的にスキーマ/ユーザーが一つ作成されます。
Tech Dojo 2021
27
Db2 on Cloud インスタンス
BLUDB
概要図
システム使用スキーマ
自分のスキーマ
別メンバーのスキーマ
CSV
CSV
CSV
本日は、ローカル環境、およびICOS上のファイルからDb2 on CloudへデータをLOADします。
その後、Db2 on Cloudのコンソール画面から基本的な操作を実施します。
Tech Dojo 2021
28
Agenda
1. Db2 on Cloud概要
2. Db2 on Cloudに触ってみる
【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動
【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む)
【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入)
【Lab4】SQL実行、EXPORT
3.参考リソース
Tech Dojo 2021
29
Db2 on Cloud インスタンス
BLUDB
【Lab2】ローカル環境からのLOAD
システム使用スキーマ
自分のスキーマ
別メンバーのスキーマ
CSV
CSV
CSV
ローカルPC上のCSVファイルを使用し、テーブル作成とデータLOADを実施します。
【Lab2】
Tech Dojo 2021
30
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-1]
①
②
③
左上のハンバーガーメニュー
→ LOAD
→ Load Data を選択
ロード元データのデフォルトは「My Computer」
(=ローカルPC上のCSVをアップロードして使用)
Db2 on CloudのLOAD操作は直感的で、簡単に操作できます。CSVのような区切りつきテキストファイル (DEL形式ASCII) を使用できます。
データLOAD時にデータタイプを自動検出し、自動的に新しい表を作成させることも可能です。
Tech Dojo 2021
31
CSVファイルの中身:
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-2]
① ドラッグ&ドロップや
ファイルブラウズで、
LOAD対象のCSVを指定
指定したファイル名が
表示されることを確認
②
この次の画面で、
取り込み先テーブル
を指定します。
・カンマ区切り
・先頭行に列名を含む
・ASCII文字のみ
LOAD元データを指定します。まず、ローカルPC上のCSV(iris.csv)からLOADします。
Tech Dojo 2021
32
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-3]
①
自分のスキーマを選択
③
New Tableを選択
②
テーブル名に「IRIS」と入力し
「Create」を押下
④
この次の画面で、
テーブルの詳細情報
(列の定義)を指定します。
⑤
LOAD先のテーブルとして「新規作成」(New Table)を選択します。
これにより、データのLOADと同時にテーブルを作成できます。
※テーブル名は任意
Tech Dojo 2021
33
日付と時刻の詳細設定
列名の変更
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-4]
データのコードページを変更(※)
今回のデータは、全てデフォルト設定のまま先に進んで構いません。
必要に応じ、LOAD時のオプションを指定することができます。
データの
区切り文字
先頭行に列名が
含まれているか
列の定義を自動検出
(Offにすると列定義が
編集可能になる)
Nextを選択
(※)先頭行に列名が含まれる場合、その文字コードは
ここで変更することはできません。
Tech Dojo 2021
34
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-5]
ここまでの設定を元に、LOAD処理が実行されます。
正常終了したら、"Load More Data"ボタンを押すと結果画面がクローズし、LOAD初期画面から別のLOAD処理を開始できます。
Rows read と
Rows loaded の数が等しく、
Rows rejectedは0 となることを確認
①
Begin Loadを選択
②
途中経過が
表示される
③
LOAD初期画面に戻るため
には「Load More Data」
をクリック
Tech Dojo 2021
35
CSVファイルの中身:
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル2-1]
①
LOAD対象の
CSVを指定
・列名(1行目)は英文字
・データは日本語(UTF8)
・日付列はYYYY/M/D形式
次に、もう少し複雑なデータ(REALESTATE_utf8.csv)をLOADします。
②
自分のスキーマ
を選択
新規テーブル名に
「REALESTATE」と入力
③
④
⑤
※テーブル名は任意
Tech Dojo 2021
36
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル2-2]
①
”Date format" をデータ形式に合わせて編集します。
②
日付フォーマットを変更
「YYYY/M/D」と手動で記入
日付に関する
警告を確認
編集後:
修正すると警告
が消える
Tech Dojo 2021
37
【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル2-3]
LOADが終了したら、データが正しく取り込まれていることを確認します。
LOADしたテーブルの
データを確認
①
② データが取り込まれていること
を確認後、Backで戻る
③
全てデータ投入され、
エラーや警告がないこ
とを確認
LOAD初期画面に戻るには
「Load More Data」を選択
Tech Dojo 2021
38
ローカルPCのCSVファイルをDb2 on CloudへLOADしましょう
・ LOADの実施 (ハンバーガーメニュー→「LOAD」→「Load Data」)
・ LOADしたテーブルのデータを確認 (LOAD結果から「View Table」)
何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください
ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください
【Lab2】
Tech Dojo 2021
39
Agenda
1. Db2 on Cloud概要
2. Db2 on Cloudに触ってみる
【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動
【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む)
【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入)
【Lab4】SQL実行、EXPORT
3.参考リソース
Tech Dojo 2021
40
Db2 on Cloud インスタンス
BLUDB
【Lab3】オブジェクト・ストレージからのLOAD 概要
システム使用スキーマ
自分のスキーマ
別メンバーのスキーマ
CSV
CSV
CSV
ICOS(IBM Cloud Object Storage)やS3といったオブジェクト・ストレージからLOADを実施することが可能です。ただし、下記に留意してください。
• データタイプの自動検出や、データのプレビューは実行されない
• テキストファイルの先頭行もデータとみなされる
今回は、先に空のテーブルを作成し、その後、オブジェクトストレージからデータをLOADします。
【Lab3】
Tech Dojo 2021
41
【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (1)
ICOS(IBM Cloud Object Storage)に配置済のテキストファイル(DEL形式ASCII) を使って、Db2 CloudコンソールからデータをLOADします。
今回の演習で使用するデータは、既にICOSへ格納してあります。
・カンマ区切り
・先頭行もデータが入っている
・文字コードはSJIS
・日付データのフォーマットはYYYY/M/D
Tech Dojo 2021
42
【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (2)
今回は、先にデータ投入対象のテーブルを作成します。
「DDL_CUSTOMER.txt」 を使用し「CUSTOMER」という名前のテーブルを作成します。
①
② ファイルの場所を指定するポップ
アップが開いたら
「DDL_CUSTOMER.txt」を選択
③
Run all にて実行
Cretate Tableが
成功
「RUN SQL」を選択
Tech Dojo 2021
43
【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (3)
LOADデータとして、ICOS上のファイルを指定します。
②
Cloud Object
Storageを選択
この情報は講師より
お知らせします
・endpoint
・Access key
・Secret access key
④
③
資格情報を作成する際は、詳細オプションで「HMAC 資格情
報を含める」をオンに設定して下さい。
(参考) データが存在するICOSのバケット情報や接続情報は、下記画面から確認できます。
①
「Load Data」
を選択
Tech Dojo 2021
44
【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (4)
作成済のテーブルにデータを投入する場合は、データを追加(Append)するか上書き(Overwrite)するかを選択できます。
今回は空のテーブルへのLOADのため、どちらを選択しても問題ありません。
①
②
ファイル名が表示されたら
「Next」を押下
③
④
⑤
バケットを開き、
sample_list_sjis.csvを選択
して「Select」を押下
自分のスキーマを選択 CUSTOMERを選択
テーブルが表示されない場合
「Refresh」を押下
⑥
今回は
Append/Overwrite の
どちらでも良い
Tech Dojo 2021
45
コードページとDateフォーマットを修正します。
データの中身が表示されないため、文字コードや日付のフォーマットはLOAD開始前に確認しておく必要がある点に注意してください。
【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (5)
データプレビューは
使用できない
①
② ③
④
LOAD完了
943(Shift-JIS)
に変更
Tech Dojo 2021
46
【Lab3】LOAD履歴の表示
LOADの履歴は、Load Historyから確認することが可能です。
各行を選択すると、LOAD結果画面が表示される
Tech Dojo 2021
47
ICOS上のファイルをDb2 on CloudへLOADしましょう
・ Object StorageからのLOAD (ハンバーガーメニュー→「LOAD」→「Load Data」)
・ LOAD履歴の確認 (ハンバーガーメニュー→「LOAD」→「Load History」)
何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください
ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください
【Lab3】
Tech Dojo 2021
48
Agenda
1. Db2 on Cloud概要
2. Db2 on Cloudに触ってみる
【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動
【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む)
【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入)
【Lab4】SQL実行、EXPORT
3.参考リソース
Tech Dojo 2021
49
【Lab4】(参考) SQLステートメント
種別 基本構文 ステートメントの例 補足
選択 SELECT 列名 [,列名 ...]
FROM 表名
[WHERE 検索条件]
[GROUP BY 列名 [HAVING 検索条件]]
[ORDER BY 列名 [ASC/DESC]]
SELECT *
FROM CUSTOMER
WHERE 婚姻 = '既婚'
ORDER BY 年齢 DESC ;
「*」は 全ての列を表す
挿入 INSERT INTO 表名
[(列 1, 列 2, ... )]
VALUES (列 1 の値, 列 2 の値, ... )
INSERT INTO CUSTOMER
(IDコード, メールアドレス)
VALUES('111', 'aaa@bbb.ccc') ;
更新 UPDATE 表名
SET 列 1 = 値 1 [,列 2 = 値 2, ... ]
[WHERE 検索条件]
UPDATE CUSTOMER
SET 婚姻 = NULL
WHERE 年齢 <= 22 ;
WHERE句を省略すると
全行更新されるが
SQLSTATE=01504で
警告となる
削除 DELETE FROM 表名
[WHERE 検索条件]
DELETE FROM CUSTOMER
WHERE 性別 = '不明' ;
WHERE句を省略すると
全行削除されるが
SQLSTATE=01504で
警告となる
データ操作を行うステートメントのうち、主要なものを以下に示します。
※ ステートメント終端には「;」を付与する
※ 文字データはシングルクォート「'」で囲む
Tech Dojo 2021
50
【Lab4】SQLの実行 (1)
コンソールからSQLを実行します。下記は、SQLテンプレートから ひな型を読み込んで利用する例です。
①
②
⑤
(参考)補助機能が有効
④
Run all を押下すると、現在のスクリプト
に記載されている全SQLが実行される
Template - Select Statementを
選択 (テーブル、ビューを数える
SQL文が記載されている)
③
⊕ ボタンを押下
(Add new script)
選択したテンプレートのSQLが
新しいタブに表示される
Tech Dojo 2021
51
SQL実行結果は右側に表示されます。今回のスクリプト内に記載されているSQLは1つのため、右側の結果表示も1つです。
実行したSQL
(ポイントすると全文表示される)
実行時間
結果の絞り込み
複数SQL実行時はこの下に追加表示
【Lab4】SQLの実行 (2)
Tech Dojo 2021
52
「select * from iris;」というステートメントを追加し、「Run selected」を選択して、該当ステートメントのみを実行します。
現在選択されている部分
(青色の箇所が含まれるSQL)
のみを実行する
①
【Lab4】SQLの実行 (3)
②
Tech Dojo 2021
53
【Lab4】SQLの実行 (4)
作成済のテーブル定義を基に、SQLステートメントのひな型を生成させることが可能です。
列の定義情報もコメントとして記載されるため、スクリプト内でこれを参照しながら加工することができます。
自分のスキーマを選択 任意の表を選択
該当テーブルの定義を元に、選択した
ステートメントのひな型が生成される
自由に加工して実行
①
② ③ ④
⑤
→ Generate SQLを選択
タイプを選択
Tech Dojo 2021
54
【Lab4】データのEXPORT (1)
実行したSQL文の結果セットは、CSV形式でダウンロードすることができます。
CSVとしてファイルに
保存が可能
Tech Dojo 2021
55
【Lab4】データのEXPORT (2)
SQL文の実行結果を、直接CSVファイルやExcel形式のファイルとしてダウンロードすることも可能です。
エクスポート対象
SQL文を1つ選択
①
②
Tech Dojo 2021
56
SQL実行、およびデータExportを実行しましょう
・テンプレートから読込 (ハンバーガーメニュー→「Run SQL」→Add new script)
・作成済テーブルから生成(ハンバーガーメニュー→「Explore」→「Tables」
→スキーマ、テーブル選択→Generate SQL)
・ステートメントを修正し、実行
・ステートメントの実行結果をExport
何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください
ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください
【Lab4】
Tech Dojo 2021
57
まとめ
IBM Db2は長年の歴史があるRDBMSです
Db2 on Cloudは場所を選びません
すぐに使い始めることができます
Tech Dojo 2021
58
参考リソース
Knowledge Center
https://www.ibm.com/docs/en/db2oc (英語) ※最新情報は英語版をご参照ください。
https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc (日本語)
IBM Cloud 資料 - Db2 on Cloud
https://cloud.ibm.com/docs/Db2onCloud
さらに詳しい情報をお知りになりたい方は、下記をご参照ください。
Db2 on Cloud に関するFAQ
https://cloud.ibm.com/docs?tab=faqs&tags=Db2onCloud
DELETEステートメント
https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-delete
UPDATE ステートメント
https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-update
INSERT ステートメント
https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-insert
SELECT ステートメント, SELECTステートメント照会の例
https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-select
https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statement-examples-select-queries
Tech Dojo 2021
59
アンケートのお願い
https://app.sli.do/event/s09s0t18
Tech Dojo 2021
60
参考情報
Tech Dojo 2021
61
高可用性構成(HADR)
Db2 on Cloudは、マルチゾーンリージョン(MZR)において、リージョン内の3ゾーンにノードをデプロイできます。
read
read
Primary : Zone1
Standby : Zone3
Standby : Zone2
IBM Cloud Multi Zone Region - 東京など
read/write
「ゾーン」は、地理的に異なる箇所に配置さ
れたデータセンターです。
例えば東京リージョンは、3つのゾーンで構
成されています。
・保守作業中でもHA構成を維持
・スタンバイDBは読み取り専用機能を提供
・自動クライアント・リルートと組み合わせてダウンタイムを削減
Tech Dojo 2021
62
LiteプランのRe-activate
LiteプランのDb2 on Cloudは、30日ごとに無料アカウントの延長処理が必要です。
"Reactivation required for your Db2 on Cloud Free plan"や"Your Db2 on Cloud Free plan is paused"というメールが来たら、案内に従って
Reactivateを実施してください。Reactivateを実施しないまま60日が経過すると、Liteプランは削除されます。
Reactivate Free Tier をクリック
Reactivate完了
Tech Dojo 2021
63
Db2 on Cloud ライト・プランの制約事項
https://cloud.ibm.com/docs/Db2onCloud?topic=Db2onCloud-free_plan
無料のライト・プランには、下記のような制約事項があります。
Tech Dojo 2021
64
Db2 on Cloud の新しい管理コンソール (1)
2021年6月末現在、ロンドンのDb2 on CloudでLiteプランを作成すると、新しいバージョンのデータベース管理コンソールが表示されます。
基本的な機能は変わりませんが、メニューの表示や表現が少し異なるため、参考として下記に記載します。
ロケーションに
ロンドンを選択
「Go to UI」にて
コンソール起動
Tech Dojo 2021
65
Db2 on Cloud の新しい管理コンソール (2)
左上のマークをクリックすると、コンソールメニューが表示されます。
RUN SQLに相当
・SQL実行
・CSVエクスポート
Tech Dojo 2021
66
Db2 on Cloud の新しい管理コンソール (3)
・データLOAD
・LOAD履歴
・表のExplore
・DMLの生成
Tech Dojo 2021
67
免責事項
IBM Developer Dojoは、IBM Cloudを主とした技術情報をお伝えする目的で開催しています。
講師や運営スタッフにより、開催毎に最適と判断した内容でお届けしています。
現在、ハンズオンを伴う講義はお客様の費用負担がない環境と手順でご案内しています。
講義終了後、不要となったサービスはお客様ご自身で削除をお願いいたします。
クレジットカードの登録を伴わないLiteアカウントでは、費用は一切発生しませんが、クレジットカードを
ご登録いただいているお客様はご注意ください。
本資料の記載内容は可能な限り正確を期しておりますが、正式なレビューを受けておらず、当資料に記載さ
れた内容を保証するものではありません。
また、記載されている内容が将来的に変更になる可能性もございます点を何卒ご了承ください。
本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。

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Db2on cloudをさわってみよう

  • 1. Db2 on Cloudをさわってみよう ~ Liteプランで始めるRDB入門 ~ 2021/06
  • 2. Tech Dojo 2021 2 学習の目的とゴール 目的 • Db2 on Cloudの概要を理解する • Db2 on Cloudコンソールに触れてみる ゴール • コンソールからデータ投入(LOAD)ができる • コンソールからテーブルデータの確認ができる • コンソールからSQL実行、データEXPORTができる このコースを学ぶ方の前提スキル • Db2 on Cloudを初めて利用する方 • ブラウザの基本操作が可能な方(推奨ブラウザ:Firefox) こんな方にお勧めです • ブラウザ操作だけで、Db2への表作成やデータ投入を実施したい方
  • 3. Tech Dojo 2021 3 事前準備 【1】IBM Cloudのアカウント作成 【2】ファイルのダウンロード
  • 4. Tech Dojo 2021 4 1. 以下のURLにアクセスし、画面左の「アカウントの作成」をクリックします。 https://cloud.ibm.com/login 事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(1/4)
  • 5. Tech Dojo 2021 5 2. アカウント作成画面にてEメールアドレスと任意のパスワードを入力し、「次へ」ボタンをクリックします。 これにより、該当のEメールアドレスに検証コードが送付されます。 事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(2/4) 登録するEメールアドレスを入力 下記を満たす任意のパスワードを入力 ・8-31文字 ・大文字、小文字、数字を最低1文字ずつ含む ・以下の文字を含むことはできない - 空白文字(スペース) - `;:{"?)<> メールを確認
  • 6. Tech Dojo 2021 6 3. Eメールに送信された7桁の検証コードを入力し、「次へ」ボタンをクリックします。 4. 姓名と国を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。 5. 「アカウントの作成」ボタンをクリックします。 事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(3/4) 検証コードを入力 情報の入力が完了すると、アカウントの作成 ボタンがクリック可能となる 姓名、国を入力
  • 7. Tech Dojo 2021 7 6. 自動ログインが開始され、アカウント・プライバシーに関する情報が表示されます。 内容を確認の上、「次へ進む」をクリックするとログインが継続され、ダッシュボード画面が開きます。 事前準備【1】IBM Cloudアカウントの作成(4/4)
  • 8. Tech Dojo 2021 8 以下URLからファイルをダウンロードしてください。パスワードは "Dojo2021" です。(2021年7月1日までダウンロード可能) 事前準備【2】ファイルのダウンロード https://ibm.ent.box.com/v/SampleData2021 "Dojo2021"と入力 "ダウンロード"を選択 ※ログインやサインアップは不要 少し待機するとメッセージ が表示され、ダウンロード が開始する 自PC上の任意の場所に ファイルを保存する zipファイルを展開しておく
  • 10. Tech Dojo 2021 10 Agenda 1. Db2 on Cloud概要 2. Db2 on Cloudに触ってみる 【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動 【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む) 【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入) 【Lab4】SQL実行、EXPORT 3.参考リソース
  • 11. Tech Dojo 2021 11 Agenda 1. Db2 on Cloud概要 2. Db2 on Cloudに触ってみる 【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動 【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む) 【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入) 【Lab4】SQL実行、EXPORT 3.参考リソース
  • 12. Tech Dojo 2021 12 IBM Db2の歩み 2017: DB2 → Db2にリブランディング 2016~:Hyblid Cloud対応 、Analytics処理強化 2013: BLU Acceleration (インメモリー, カラムナー) 2009: Oracle互換機能、高可用性クラスタ(pureScale) 2006: ネイティブXMLサポート (pureXML) 2004: 高可用性災害時リカバリー機能 (HADR) 2002: DB2 UDB V8 オートノミックデータベース 1994: DB2 オープン系(AIX, HP-UX, OS/2版) V1の出荷開始 1983: DB2 メインフレーム版出荷開始 1973: IBMサンノゼ研究所:SEQUEL言語(SQL)開発 1969: Relational Data Model理論発表: IBM エドガー・コッド博士 Db2はリレーショナルDBの歴史とともに進化しており、小規模から大規模まで数多くの実績があります。
  • 13. Tech Dojo 2021 13 IBM Cloud上のDb2サービス提供形態 Common SQL Engine 高トランザクションに対応 Db2 on Cloud トランザクション処理 OLTP DB Cloud Cloud Db2 Warehouse on Cloud 大規模分析処理 DWH インメモリ、カラムナーで高速分析に対応 種別 Database-as-a-Service(DBaaS) Database-as-a-Service(DBaaS) 主な用途 OLTP トランザクション処理 DWH 大量データ分析 キーワード 行指向、高レスポンス BLU Acceleration(列指向)、高スループット 運用 IBMによる自動更新 IBMにょる自動更新 OS, ミドルウェア IBMによる自動更新 IBMにょる自動更新 ネットワーク ハードウェア IBM Managed IBM Managed
  • 14. Tech Dojo 2021 14 フルマネージド・サービス 柔軟なスケーリング 高可用性 (Replication) Db2 on Cloud とは マルチゾーン・リージョン Async(非同期) Sync(同期) ・IBM Cloudで提供される、運用監視付きのDb2 サービス ・オンプレミスで長年培ったDb2の品質をそのまま利用可能 24時間365日 専門チームによる監視、 セキュリティ更新
  • 15. Tech Dojo 2021 15 Lite Plan Standard Plan Enterprise Plan インスタンス データベースを共有 マルチテナント 共有仮想サーバー (Workerノードが共有) 専用仮想サーバー (Workerノードが分離) ストレージ < 200MB 20GB ~ 20GB ~ vCPU, Memory N/A 2vCPU/8GB RAM ~ 4vCPU/16GB RAM ~ DB接続数 < 15接続 < 500接続 無制限 リソース変更 不可 可能 可能 高可用性 (HADR) 不可 可能 可能 Db2 on Cloud の提供プラン • Liteプランの主な特徴: データ容量は200MBまで 高可用性(レプリケーション)やリソース変更は不可
  • 16. Tech Dojo 2021 16 Db2 on Cloud の利点 数分で、簡単に触れる商用レベルのデータベース環境に触れることができる • 手元にデータはあるが、Excelやスクリプトでの操作には限界がある • ローカルPCでDBコンテナーを動かしているが、コマンドライン処理が面倒  DBエンジニアが居なくても使える  サーバー構築や維持の手間がかからない  ブラウザ操作でテーブル作成やデータ準備が簡単にできる • DBを使って分析をしたいが、環境の準備に時間がかかる • Db2 on CloudのStandard / Enterpriseプランを使用する前に ちょっと試してみたい
  • 17. Tech Dojo 2021 17 実際にDb2 on Cloudを触ってみよう
  • 18. Tech Dojo 2021 18 Agenda 1. Db2 on Cloud概要 2. Db2 on Cloudに触ってみる 【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動 【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む) 【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入) 【Lab4】SQL実行、EXPORT 3.参考リソース
  • 19. Tech Dojo 2021 19 【Lab1】IBM Cloudへのログイン https://cloud.ibm.com/login IBMid(メールアドレス)を入力 パスワードを入力 ① ② ブラウザから下記にアクセスし、IBM Cloudへログインします。
  • 20. Tech Dojo 2021 20 【Lab1】 Db2 on Cloud のサービス作成 (1) サービス検索画面を開くため、 画面上の「カタログ」をクリック 「Db2」と入力し、サービスを検索 ① ② ③ 「Db2」を選択 Db2 on Cloudのサービスを検索します。
  • 21. Tech Dojo 2021 21 【Lab1】 Db2 on Cloud のサービス作成 (2) ダラス(us-south)を選択 サービス名は任意に変更可能 (作成後に変更することも可能) ① ② ③ Liteを選択 ※ Liteプランはダラスとロンドンのみ選択可能 Liteプランが選択されていることを確認し、サービスを作成します。
  • 22. Tech Dojo 2021 22 【Lab1】サービス接続情報の確認 Db2 on Cloudのデータベース接続情報(DSN(Data Source Name)やJDBC URLなど)を確認できます。 この情報を使って、ブラウザ以外のアプリケーションやクライアントから接続することが可能です。 ① ② ③ ④ ユーザー名、パスワードなど
  • 23. Tech Dojo 2021 23 【Lab1】 Db2 コンソールの起動 新しいタブでDb2 on Cloudの コンソールが開く ① ② いま作成したリソースを開き、「管理」メニューからDb2 on Cloudのコンソールを起動します。 左上に「IBM Db2 on Cloud」 と表示されていることを確認 接続情報で確認したユーザー名と 同じ名前が表示されることを確認
  • 24. Tech Dojo 2021 24 【Lab1】 Db2 on Cloud コンソールのナビゲーション・メニュー データのLOAD LOAD履歴の表示 表/ビュー/エイリアス /MQT/シーケンスの表示 SQLの実行 ストアドプロシージャ―/ ユーザー定義タイプ/ ユーザー定義関数の表示 左上のハンバーガーメニューをクリックすると、いつでもこれらのメニューを起動することができます。 設定情報の確認 稼働状況のモニター 接続情報の確認 サポート情報、 関連文書へのリンク
  • 25. Tech Dojo 2021 25 Db2 on Cloud(Lite)を作成し、コンソールを起動しましょう 何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください 【Lab1】
  • 26. Tech Dojo 2021 26 データベース・スキーマについて データベース  スキーマ ≒ ユーザーと考えて良い  接続ユーザー名がデフォルトスキーマになる スキーマXYZ スキーマABC ユーザーABC ユーザーXYZ テーブルや索引、シーケンスなどのオブジェクトは、スキーマによって名前空間を分けられます。 Liteプランでは、自動的にスキーマ/ユーザーが一つ作成されます。
  • 27. Tech Dojo 2021 27 Db2 on Cloud インスタンス BLUDB 概要図 システム使用スキーマ 自分のスキーマ 別メンバーのスキーマ CSV CSV CSV 本日は、ローカル環境、およびICOS上のファイルからDb2 on CloudへデータをLOADします。 その後、Db2 on Cloudのコンソール画面から基本的な操作を実施します。
  • 28. Tech Dojo 2021 28 Agenda 1. Db2 on Cloud概要 2. Db2 on Cloudに触ってみる 【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動 【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む) 【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入) 【Lab4】SQL実行、EXPORT 3.参考リソース
  • 29. Tech Dojo 2021 29 Db2 on Cloud インスタンス BLUDB 【Lab2】ローカル環境からのLOAD システム使用スキーマ 自分のスキーマ 別メンバーのスキーマ CSV CSV CSV ローカルPC上のCSVファイルを使用し、テーブル作成とデータLOADを実施します。 【Lab2】
  • 30. Tech Dojo 2021 30 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-1] ① ② ③ 左上のハンバーガーメニュー → LOAD → Load Data を選択 ロード元データのデフォルトは「My Computer」 (=ローカルPC上のCSVをアップロードして使用) Db2 on CloudのLOAD操作は直感的で、簡単に操作できます。CSVのような区切りつきテキストファイル (DEL形式ASCII) を使用できます。 データLOAD時にデータタイプを自動検出し、自動的に新しい表を作成させることも可能です。
  • 31. Tech Dojo 2021 31 CSVファイルの中身: 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-2] ① ドラッグ&ドロップや ファイルブラウズで、 LOAD対象のCSVを指定 指定したファイル名が 表示されることを確認 ② この次の画面で、 取り込み先テーブル を指定します。 ・カンマ区切り ・先頭行に列名を含む ・ASCII文字のみ LOAD元データを指定します。まず、ローカルPC上のCSV(iris.csv)からLOADします。
  • 32. Tech Dojo 2021 32 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-3] ① 自分のスキーマを選択 ③ New Tableを選択 ② テーブル名に「IRIS」と入力し 「Create」を押下 ④ この次の画面で、 テーブルの詳細情報 (列の定義)を指定します。 ⑤ LOAD先のテーブルとして「新規作成」(New Table)を選択します。 これにより、データのLOADと同時にテーブルを作成できます。 ※テーブル名は任意
  • 33. Tech Dojo 2021 33 日付と時刻の詳細設定 列名の変更 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-4] データのコードページを変更(※) 今回のデータは、全てデフォルト設定のまま先に進んで構いません。 必要に応じ、LOAD時のオプションを指定することができます。 データの 区切り文字 先頭行に列名が 含まれているか 列の定義を自動検出 (Offにすると列定義が 編集可能になる) Nextを選択 (※)先頭行に列名が含まれる場合、その文字コードは ここで変更することはできません。
  • 34. Tech Dojo 2021 34 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル1-5] ここまでの設定を元に、LOAD処理が実行されます。 正常終了したら、"Load More Data"ボタンを押すと結果画面がクローズし、LOAD初期画面から別のLOAD処理を開始できます。 Rows read と Rows loaded の数が等しく、 Rows rejectedは0 となることを確認 ① Begin Loadを選択 ② 途中経過が 表示される ③ LOAD初期画面に戻るため には「Load More Data」 をクリック
  • 35. Tech Dojo 2021 35 CSVファイルの中身: 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル2-1] ① LOAD対象の CSVを指定 ・列名(1行目)は英文字 ・データは日本語(UTF8) ・日付列はYYYY/M/D形式 次に、もう少し複雑なデータ(REALESTATE_utf8.csv)をLOADします。 ② 自分のスキーマ を選択 新規テーブル名に 「REALESTATE」と入力 ③ ④ ⑤ ※テーブル名は任意
  • 36. Tech Dojo 2021 36 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル2-2] ① ”Date format" をデータ形式に合わせて編集します。 ② 日付フォーマットを変更 「YYYY/M/D」と手動で記入 日付に関する 警告を確認 編集後: 修正すると警告 が消える
  • 37. Tech Dojo 2021 37 【Lab2】コンソールからのデータLOAD [ローカルファイル2-3] LOADが終了したら、データが正しく取り込まれていることを確認します。 LOADしたテーブルの データを確認 ① ② データが取り込まれていること を確認後、Backで戻る ③ 全てデータ投入され、 エラーや警告がないこ とを確認 LOAD初期画面に戻るには 「Load More Data」を選択
  • 38. Tech Dojo 2021 38 ローカルPCのCSVファイルをDb2 on CloudへLOADしましょう ・ LOADの実施 (ハンバーガーメニュー→「LOAD」→「Load Data」) ・ LOADしたテーブルのデータを確認 (LOAD結果から「View Table」) 何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください 【Lab2】
  • 39. Tech Dojo 2021 39 Agenda 1. Db2 on Cloud概要 2. Db2 on Cloudに触ってみる 【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動 【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む) 【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入) 【Lab4】SQL実行、EXPORT 3.参考リソース
  • 40. Tech Dojo 2021 40 Db2 on Cloud インスタンス BLUDB 【Lab3】オブジェクト・ストレージからのLOAD 概要 システム使用スキーマ 自分のスキーマ 別メンバーのスキーマ CSV CSV CSV ICOS(IBM Cloud Object Storage)やS3といったオブジェクト・ストレージからLOADを実施することが可能です。ただし、下記に留意してください。 • データタイプの自動検出や、データのプレビューは実行されない • テキストファイルの先頭行もデータとみなされる 今回は、先に空のテーブルを作成し、その後、オブジェクトストレージからデータをLOADします。 【Lab3】
  • 41. Tech Dojo 2021 41 【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (1) ICOS(IBM Cloud Object Storage)に配置済のテキストファイル(DEL形式ASCII) を使って、Db2 CloudコンソールからデータをLOADします。 今回の演習で使用するデータは、既にICOSへ格納してあります。 ・カンマ区切り ・先頭行もデータが入っている ・文字コードはSJIS ・日付データのフォーマットはYYYY/M/D
  • 42. Tech Dojo 2021 42 【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (2) 今回は、先にデータ投入対象のテーブルを作成します。 「DDL_CUSTOMER.txt」 を使用し「CUSTOMER」という名前のテーブルを作成します。 ① ② ファイルの場所を指定するポップ アップが開いたら 「DDL_CUSTOMER.txt」を選択 ③ Run all にて実行 Cretate Tableが 成功 「RUN SQL」を選択
  • 43. Tech Dojo 2021 43 【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (3) LOADデータとして、ICOS上のファイルを指定します。 ② Cloud Object Storageを選択 この情報は講師より お知らせします ・endpoint ・Access key ・Secret access key ④ ③ 資格情報を作成する際は、詳細オプションで「HMAC 資格情 報を含める」をオンに設定して下さい。 (参考) データが存在するICOSのバケット情報や接続情報は、下記画面から確認できます。 ① 「Load Data」 を選択
  • 44. Tech Dojo 2021 44 【Lab3】コンソールからのデータLOAD [ICOS] (4) 作成済のテーブルにデータを投入する場合は、データを追加(Append)するか上書き(Overwrite)するかを選択できます。 今回は空のテーブルへのLOADのため、どちらを選択しても問題ありません。 ① ② ファイル名が表示されたら 「Next」を押下 ③ ④ ⑤ バケットを開き、 sample_list_sjis.csvを選択 して「Select」を押下 自分のスキーマを選択 CUSTOMERを選択 テーブルが表示されない場合 「Refresh」を押下 ⑥ 今回は Append/Overwrite の どちらでも良い
  • 46. Tech Dojo 2021 46 【Lab3】LOAD履歴の表示 LOADの履歴は、Load Historyから確認することが可能です。 各行を選択すると、LOAD結果画面が表示される
  • 47. Tech Dojo 2021 47 ICOS上のファイルをDb2 on CloudへLOADしましょう ・ Object StorageからのLOAD (ハンバーガーメニュー→「LOAD」→「Load Data」) ・ LOAD履歴の確認 (ハンバーガーメニュー→「LOAD」→「Load History」) 何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください 【Lab3】
  • 48. Tech Dojo 2021 48 Agenda 1. Db2 on Cloud概要 2. Db2 on Cloudに触ってみる 【Lab1】Db2 on Cloudサービスの作成、コンソールの起動 【Lab2】ローカルPCからのLOAD (テーブル新規作成を含む) 【Lab3】Cloud Object StorageからのLOAD (既存テーブルへのデータ投入) 【Lab4】SQL実行、EXPORT 3.参考リソース
  • 49. Tech Dojo 2021 49 【Lab4】(参考) SQLステートメント 種別 基本構文 ステートメントの例 補足 選択 SELECT 列名 [,列名 ...] FROM 表名 [WHERE 検索条件] [GROUP BY 列名 [HAVING 検索条件]] [ORDER BY 列名 [ASC/DESC]] SELECT * FROM CUSTOMER WHERE 婚姻 = '既婚' ORDER BY 年齢 DESC ; 「*」は 全ての列を表す 挿入 INSERT INTO 表名 [(列 1, 列 2, ... )] VALUES (列 1 の値, 列 2 の値, ... ) INSERT INTO CUSTOMER (IDコード, メールアドレス) VALUES('111', 'aaa@bbb.ccc') ; 更新 UPDATE 表名 SET 列 1 = 値 1 [,列 2 = 値 2, ... ] [WHERE 検索条件] UPDATE CUSTOMER SET 婚姻 = NULL WHERE 年齢 <= 22 ; WHERE句を省略すると 全行更新されるが SQLSTATE=01504で 警告となる 削除 DELETE FROM 表名 [WHERE 検索条件] DELETE FROM CUSTOMER WHERE 性別 = '不明' ; WHERE句を省略すると 全行削除されるが SQLSTATE=01504で 警告となる データ操作を行うステートメントのうち、主要なものを以下に示します。 ※ ステートメント終端には「;」を付与する ※ 文字データはシングルクォート「'」で囲む
  • 50. Tech Dojo 2021 50 【Lab4】SQLの実行 (1) コンソールからSQLを実行します。下記は、SQLテンプレートから ひな型を読み込んで利用する例です。 ① ② ⑤ (参考)補助機能が有効 ④ Run all を押下すると、現在のスクリプト に記載されている全SQLが実行される Template - Select Statementを 選択 (テーブル、ビューを数える SQL文が記載されている) ③ ⊕ ボタンを押下 (Add new script) 選択したテンプレートのSQLが 新しいタブに表示される
  • 52. Tech Dojo 2021 52 「select * from iris;」というステートメントを追加し、「Run selected」を選択して、該当ステートメントのみを実行します。 現在選択されている部分 (青色の箇所が含まれるSQL) のみを実行する ① 【Lab4】SQLの実行 (3) ②
  • 53. Tech Dojo 2021 53 【Lab4】SQLの実行 (4) 作成済のテーブル定義を基に、SQLステートメントのひな型を生成させることが可能です。 列の定義情報もコメントとして記載されるため、スクリプト内でこれを参照しながら加工することができます。 自分のスキーマを選択 任意の表を選択 該当テーブルの定義を元に、選択した ステートメントのひな型が生成される 自由に加工して実行 ① ② ③ ④ ⑤ → Generate SQLを選択 タイプを選択
  • 54. Tech Dojo 2021 54 【Lab4】データのEXPORT (1) 実行したSQL文の結果セットは、CSV形式でダウンロードすることができます。 CSVとしてファイルに 保存が可能
  • 55. Tech Dojo 2021 55 【Lab4】データのEXPORT (2) SQL文の実行結果を、直接CSVファイルやExcel形式のファイルとしてダウンロードすることも可能です。 エクスポート対象 SQL文を1つ選択 ① ②
  • 56. Tech Dojo 2021 56 SQL実行、およびデータExportを実行しましょう ・テンプレートから読込 (ハンバーガーメニュー→「Run SQL」→Add new script) ・作成済テーブルから生成(ハンバーガーメニュー→「Explore」→「Tables」 →スキーマ、テーブル選択→Generate SQL) ・ステートメントを修正し、実行 ・ステートメントの実行結果をExport 何か問題が発生した場合は、講師へお知らせください ミュート解除して発言いただくか、チャット欄にご記入ください 【Lab4】
  • 57. Tech Dojo 2021 57 まとめ IBM Db2は長年の歴史があるRDBMSです Db2 on Cloudは場所を選びません すぐに使い始めることができます
  • 58. Tech Dojo 2021 58 参考リソース Knowledge Center https://www.ibm.com/docs/en/db2oc (英語) ※最新情報は英語版をご参照ください。 https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc (日本語) IBM Cloud 資料 - Db2 on Cloud https://cloud.ibm.com/docs/Db2onCloud さらに詳しい情報をお知りになりたい方は、下記をご参照ください。 Db2 on Cloud に関するFAQ https://cloud.ibm.com/docs?tab=faqs&tags=Db2onCloud DELETEステートメント https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-delete UPDATE ステートメント https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-update INSERT ステートメント https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-insert SELECT ステートメント, SELECTステートメント照会の例 https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statements-select https://www.ibm.com/docs/ja/db2oc?topic=statement-examples-select-queries
  • 61. Tech Dojo 2021 61 高可用性構成(HADR) Db2 on Cloudは、マルチゾーンリージョン(MZR)において、リージョン内の3ゾーンにノードをデプロイできます。 read read Primary : Zone1 Standby : Zone3 Standby : Zone2 IBM Cloud Multi Zone Region - 東京など read/write 「ゾーン」は、地理的に異なる箇所に配置さ れたデータセンターです。 例えば東京リージョンは、3つのゾーンで構 成されています。 ・保守作業中でもHA構成を維持 ・スタンバイDBは読み取り専用機能を提供 ・自動クライアント・リルートと組み合わせてダウンタイムを削減
  • 62. Tech Dojo 2021 62 LiteプランのRe-activate LiteプランのDb2 on Cloudは、30日ごとに無料アカウントの延長処理が必要です。 "Reactivation required for your Db2 on Cloud Free plan"や"Your Db2 on Cloud Free plan is paused"というメールが来たら、案内に従って Reactivateを実施してください。Reactivateを実施しないまま60日が経過すると、Liteプランは削除されます。 Reactivate Free Tier をクリック Reactivate完了
  • 63. Tech Dojo 2021 63 Db2 on Cloud ライト・プランの制約事項 https://cloud.ibm.com/docs/Db2onCloud?topic=Db2onCloud-free_plan 無料のライト・プランには、下記のような制約事項があります。
  • 64. Tech Dojo 2021 64 Db2 on Cloud の新しい管理コンソール (1) 2021年6月末現在、ロンドンのDb2 on CloudでLiteプランを作成すると、新しいバージョンのデータベース管理コンソールが表示されます。 基本的な機能は変わりませんが、メニューの表示や表現が少し異なるため、参考として下記に記載します。 ロケーションに ロンドンを選択 「Go to UI」にて コンソール起動
  • 65. Tech Dojo 2021 65 Db2 on Cloud の新しい管理コンソール (2) 左上のマークをクリックすると、コンソールメニューが表示されます。 RUN SQLに相当 ・SQL実行 ・CSVエクスポート
  • 66. Tech Dojo 2021 66 Db2 on Cloud の新しい管理コンソール (3) ・データLOAD ・LOAD履歴 ・表のExplore ・DMLの生成
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